東雲赴く藤の園にて

覚書やら考察やら日常やら。

今更ながらMuddy Waterを考察したい

普段からTwitterで文字数の限り呟きまくっている私ですが、とうとうはてなブログを開設してしまいました。ブログなんていつぶりだろう。

 

簡単に自己紹介します。普段はしがない舞台おたくです。推し藤原祐規さんという若手に交じって2.5次元舞台出てたりする36歳の俳優さんです。

ローラン(SoundHorizonが好きな人の呼称)でもあります。

そしてついひと月ほど前に、ニコ動出身ボーイズアイドル(気取り)グループMesemoa.さんの存在を知り、あれよあれよという間に転がり落ちました。

そんな大阪が近い地方在住の大学生です。

 

初記事がMesemoa.になろうとは思いませんでした……。

彼らの存在を知ってからまだひと月、入りはShadowKissのド新規茶の間です。野崎さんと気まプリさんが気になってます。Secretはポチりました。そんなにわかが書いてます。

もしこの記事を読まれた先輩イルミィの皆様がいらっしゃったら諸々ご教授願いたいです、きっと間違いやら知らないことやら沢山あるので……。

 

 さてこのブログを開設したきっかけは、記事タイトルにもあるようにMesemoa.さんの1stシングル"Muddy Water"を考察したい!と思ったことです。あんなストーリー性のあるPV、歌詞、既存曲とのつながりetc……ローランである私がハマらないわけがなかった。(と思ってちまちま書いてたらいつの間にか一か月経ってました。行動が遅い。)

・手がかりが少ないので考察というよりほぼ想像(妄想)の域であること

・何番煎じだよと感じられるような部分も多々あるであろうこと

・男性同士の恋愛としての解釈になるということ

以上のことをご了承の上お付き合いいただけると嬉しいです。

 

それでは考察とは名ばかりの妄想タイムスタートですAre you ready?

 

まず前提として、この物語は黄を巡る愛憎劇で、中心人物は黄、赤、薄桃とします。

「三人で笑えてたの」という歌詞から、この三人は本当は友人関係にあったのでしょう。(他メンバーに関しては後ほど)

曲のつながりについて。

この曲と繋がりがあるのは"Shadow Kiss"(以下SK表記)だと考えます。

理由は歌詞の重なり。SKは二番冒頭「「出逢うのがちょっと遅かっただけ」と 呟き寝顔にため息をついた 昼はあの人に譲るから どうか夜だけは自由にさせて」という部分、またラスサビの「それでも太陽は昇った」という部分から、後ろ暗い関係、「夜」のみの関係であると分かります。

SKはMVに基づけば黄と薄桃の許されざる恋を描いたものです。

一方MuddyWater(以下MW表記)、こちらの二番サビ後Bメロの薄桃ソロパート「君をもう一度抱けるなら 二度と陽が昇らなくていい」という部分。陽が昇らない=夜。歌割は薄桃。

この部分、前述のSK引用部と重なるのではないでしょうか。黄を愛する薄桃の、「昼の相手の元へなんか帰らないで、ずっと自分の側にいて」という願望が表れている部分なのではないかと感じます。

(ただちょっと引っかかるのはSK引用部二番冒頭の歌割が黄なんですよね……。MWと繋がってるなら挟まれてるのは黄のはずで、ならその部分の歌割は薄桃が歌うのが妥当な気も……)

 ここで浮上するのが「薄桃が夜の相手なら昼の相手は?」という疑問。

これが明かされたのがMWのPV&歌割で、そこから導き出される昼の相手は赤となります。(これってラブチアとの繋がりもあるのだろうかと思ったり。赤は歌割で「君のいないこの世界で誰を慕うの」って言ってるっぽいしラブチアの赤っぽいかなぁなど……)

 

次に衣装について。

気になった部分は赤い布、リストバンド、濃桃のみ着用のチョーカーの三点です。

 まず赤い布は単純に血、傷の表現かなと思ってます。最終的に黄と赤のみ三枚赤い布があることから三枚=死の表現と捉えていいかなと。

次にリストバンドとチョーカーについてまとめて考えていきます。

完全目視なのでもしかしたら間違ってるかもしれないのですが、MVとダンスショットを確認した限りではおそらく

右:水、緑、茶、黄

左:桃、濃桃

無:翡翠、紫、赤

なんですね。紫さんは長袖インナー着用なので無しなのはわかるんですが、にしてもこの微妙に偏ってるのはなぜなんだろうと。やろうと思えば三人ずつに分けることもできたと思いますし。そこでリストバンドによって何かしらの共通点があるのでは?と考えてみたのですが……

[無し組]

「汚れた手じゃ何も掴めない」で自分の手を見つめる翡翠、「愛さずにいられたなら」で緑の肩を離れる紫の手

→赤の黄に対する後悔の念

[左組]

濃桃のチョーカー、MVシーンでの表情

→薄桃が黄の死に苦悩し赤への憎悪を募らせている、チョーカーは直接手を下したことを表す?

[右組]

何かを見て駆けだす水(濡れていない?)、空を見上げる・泣く茶、座り込み項垂れる緑

→黄薄桃赤の友人たち。茶と緑は黄を失ったことを嘆き、水は争う赤と薄桃を止めるために走る(二人が争う野原のカットにコンクリの建物が見えるため、その建物の中にいると思われる水には二人が争っている様子が見えていた)

 

 と、もうほぼこじつけです。笑

右組が友人なら無し組も友人で成り立つとも考えられますし……ここはもう完全にあて推量でしかないですね。難しいです。

 

ここからMV内容に焦点を当ててみます。

MVで特に気になったことは

・泥を洗い流してるのは誰か

・真っ白な部屋で向かい合う二人、薄桃泣きながら手を差し伸べるのはなぜか 

・最後に立ってるのはあおいと白服のみ

と大きくこの三点でした。

まず三つ目の最後に立っている二人ですが、これは先に立っている黄の横に後から赤が立っている様子からも、死んだ二人だと思います。先に死んだ黄に「早く傍に行かせて」と願った赤が寄り添う。薄桃には残酷な結末だなぁ……。

次に二つ目の向かい合う二人について。

 はじめにも書いたように、SKと繋がっていると考えているのでここで向かい合う黄と薄桃は本来であれば夜のみの関係です。しかしこの白い空間は光に満ちてい(るように見え)ます。実際に光なのかは判りませんが、とにかく「明るい空間」であることは言えると思います。そんな空間にいる「夜の関係」であるはずの黄と薄桃。これは二人の関係が明るみに出て良いものになったということではないでしょうか。

後ろめたい関係を続けていたけれど、晴れて一緒になれた。だからこそ、黄を取り合っていた夜の人間である薄桃は、その喜びから涙を零しながら黄へ手を差し伸べている。というシーンのように見えます。(しかしその手を黄がとることは無く……と思うと辛さしかない)

最後に泥を洗い流しているのは誰か?です。

これは正直考えがまとまってません……。私はどちらかと言えば赤かなと思っているのですが、ストーリー的に言えば赤か薄桃のどちらかになると思うのでとりあえず二説出してみます。

・赤説

→浴室のシーンの直後の歌詞と歌割が赤の「罪を洗い流せるなら どんな罰でも受け入れよう」であることから。薄桃との関係を選んだ黄を攻め、故意か事故か黄を殺めてしまった赤が必死に泥(=罪のメタファー?)を洗い流そうとしている。(雨の中川の側で言い争っていて、ヒートアップして思わず突き飛ばしてしまい、黄はそのままバランスを崩して濁流に飲み込まれてしまう。我に返った赤は黄を助けようと手を伸ばすものの届かず……それで泥だらけになった的な……これはただの妄想です……笑)

・薄桃説

→赤を殺した後。黄を失った悲しみと怒りに任せて赤を殺してしまったものの、息絶えた赤を見て恐ろしさと罪の意識に苛まれ泥を洗い流そうとしている。(この泥は赤と争った時についたもの。ですがこの説はMVの時系列が変わってしまうのでかなりこじつけですね……)

 こちょこっと話がそれるのですが、濃桃の顔を洗うシーンと誰かが泥を洗い流しているシーンに共通しているのは「どちらも自然の水(雨)ではなく人間が故意に操る水」だなとふと思いました。目に見える泥はそんな水でも洗い流せるけれど、罪(の意識)は流せない……ということなんでしょうか。さすがに深読みのし過ぎですかね(笑)

 

なんかもうあまりにもまとまりがないのですが!ぺーぺーのイルミィ見習いの妄想紛いが、もっと考察上手な方のより深い考察の糧になれたらいいなぁなぞと大それたことを考えつつこの辺で終わります!

ここまで読んで下さったイルミィ様、お付き合いいただきありがとうございました。

もうちょっとまとまったら物語っぽくしてブログに上げたい(希望的観測)

 

さて明日はMWリリイベ大阪ですね!初現場ですドキドキ

ところで全握喋る時間なんてほぼないとは思いますが何喋ればいいんですかね……。うちの俳優の方の推しさんは接触がほとんどないのでこういうの慣れてなくて何喋ればいいのかわかりません( ;´Д`)